院長コラム⑥【スポーツをする全ての選手へ】
部活動やクラブチームで活動する選手の大抵の目標は「試合に勝つ」事ではないでしょうか?
そのために普段練習をしていると思います。
練習とは本番の疑似体験であり、本番で実力が出せるようにする為のものであるはずです。
つまり、練習は「いかに本番と同じパフォーマンス、本番と同じモチベーションで行えるか?」が重要となります。
私は今から20年ほど前、スポーツトレーナーとして近隣の高校や、テニスのクラブチーム、陸上チームをコーチングしていた経験がありますが、練習中に靴をしっかりと本番さながらに履いて練習する選手は意外と少なく、毎回しっかりと靴を履いている選手はみなレギュラークラスやトップアスリートたちばかりでした。
よく考えてみてください。
ほとんどのスポーツは試合(本番)よりも練習の時間の方が長いはずです。
であれば、練習の時ほど靴をしっかりと履いてトレーニングすることは、ケガの予防や、パフォーマンス向上、何より試合(本番)に近い状態で練習する為に最重要ポイントになるはずです。
ブカブカ・ユルユルの靴で練習する。
かかとを踏んだ状態で練習する。
試合でしないことを練習でする意味がありますか?
トップアスリートほど、練習の際でも本番同様に靴を履きます。
靴を履くスポーツで最も重要なツールは靴です。バットでもグローブでもなく靴です。
どんな靴を履けばよいか?
どんなふうに靴を履けばよいか?
パフォーマンス向上の為でもありますし、外反母趾や巻き爪の予防の為でもあります。
裸足で行うスポーツ(空手や剣道)などでも基礎練習で靴を履いてランニングをすると思います。
つまりスポーツをする以上、靴とは縁が切れないのです。
ならば今ご自身が履いている靴を今一度見直してみるのはとても意義のあることだと私は考えます。
ナラココでは治療される方には靴の選び方や履き方のアドバイスを初回に必ず行います。
