院長コラム⑩足の形について
日本人の足は一般的に「だんびろ甲高」と言われています。
だんびろ・・・足の幅が広い
甲高・・・・・足の甲の高さがある
しかし本来、日本人の足はだんびろ甲低なのです。
アシックススポーツ工学研究所の研究によると、100万人の足のデータを取った結果、大半の日本人の足の甲は欧米人より2~3㎜低いとのこと。
つまり、日本人は横に広く、高さは低い足をしているという事です。
いまだに多くの日本人が勘違いしている「だんびろ・こうだか」。
そしてそういう方が好む靴は「ゆったりとした3E~5Eサイズ」の靴なのです。
横幅の広い3E~の靴は足の甲周りや、かかと周りも相対的にゆったりとしています。
そして日本人は靴の脱ぎ履きが多いため、靴ひもを毎回きちんと締める習慣がない方がほとんどです。
すると、靴がしっかりとホールドせずに靴の中で足が動く(遊ぶ)状態となってしまい、指が靴の内壁に当たる現象が生まれます。
結果として外反母趾や内反小趾、巻き爪や開張足や偏平足になるのです。
また、足の指の大きさや長さ、形も人それぞれ異なり、親指と人差し指どちらの方が長いかでギリシャ型・エジプト型・スクエア型といった形態に分類されます。
↑人差し指が一番長い「ギリシャ型」
↑親指が一番長い「エジプト型」
↑親指と人差し指が同じ長さの「スクエア型」
これらの組み合わせにより、十人十色の足の形があるわけです。
ですから、靴選びの際は足の形や指の形に合ったものを選ばなければ、トラブルが発生するのも無理はありません。
靴の先端のフォルムには「オブリークトゥ」「ラウンドトゥ」「スクエアトゥ」といったものがあります。
靴を選ぶ際のあくまでも目安ですが、これらの形状の特徴とご自身の指の形状を合わせてみることも靴選びの一つのポイントとなるでしょう。